2015年4月20日月曜日

FUJIと星条旗ジャージ

4月18日にアメリカで行われた全米クリテリウム選手権女子の部で、
FUJIを駆るTeam Tibco-SVBのケンダル・ライアンが優勝しました!


日本にはあまり馴染みのない他国でのロードレースシーンですが、
アメリカは日本を上回る規模で各種自転車競技が行われており、競技人口も増加傾向にあるんだとか。
そしてこれまた日本であまり馴染みのないFUJIの競技用自転車。
70年代にアメリカに上陸して以来、FUJIはアメリカで独自に発展し、
特にロードレースシーンでは黎明期を牽引した数少ない自転車ブランドとして広く認知されています。

ケンダルは自転車の申し子的存在で、
6歳からBMXを始めて15歳でナショナルチームの一員としてヨーロッパを走り、
ジュニアクラスながら2008年に全米クリテ女王、2009年に全米トラックの女王に輝いている。

レース自体は最終コーナーで大規模な落車がトップ集団で発生し、
同じくトップ集団で走っていたケンダルが上手く落車の障害をかわしてそのままゴール。
優勝候補が集団落車に飲まれたことも起因になるものの、それがレースというもの。
幸運と呼ばれるかもしれないが、これから1年間星条旗ジャージを纏ってレースを走る彼女には、
期待や責任という重圧が強く伸し掛かかってくることもあるかもしれないが、
それが彼女を更に強いライダーへと昇華させていくんだろうと、今後の活躍が楽しみな選手です。

レースレポート(英語版)はコチラ(cyclingnews)

Team Tibco-SVBオフィシャルサイト(英語版)はコチラ

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