2017年6月20日火曜日

2017 IRONMAN Cairns レポート ~FUJIサポートライダー今村 圭孝選手~

美しい世界最大の珊瑚礁「グレートバリアリーフ」と世界最古の熱帯雨林の2つの世界遺産に囲まれたオーストラリア東北部の玄関口ケアンズにて第7回アイアンマン・ケアンズが開催。

この大会にFUJIサポートライダーの今村 圭孝選手が10月の世界選手権へのスロット獲得に向けて参加され、その時のレースレポートが届きましたので、ご紹介します。


IRONMAN CAIRNS 2017 レースレポート】

開催日             2017 611日 (日)
場所              オーストラリア(ケアンズ)
距離                Swim 3.8km / Bike 180km / Run42.2km
TOTAL TIME        9:29:40
Age 35-39          DIV RANK 10 (日本人1位)

バイク             FUJI NORCOM STRAIGHT1.1 (株式会社アキボウ)
ウエア             Zoot  M ULTRA AERO SHORTSLEEVE TOP /M ULTRA TRI9SHORT
ウエット            Zoot  M WIKIWIKI
シューズ            Zoot  SOLANA (K2ジャパン)
シューレース      Greeper Laces(株式会社SUNNY FISH
アイウエア       OAKLEY Jawbreaker(金栄堂)
メカニック         材木座サイクル(株式会社OSJ
フィッティング   株式会社エンデュアライフ
補給食             PowerGELTOP SPEED(有限会社パワースポーツ)
サプリメント  Astavita(アスタリール株式会社)
日焼け止め   Athlete-X(株式会社アミックグループ)
高濃度酸素水  Oxyshot (ティーアンドアール)
タイヤチューブ RACE A EVO3 (Panaracer)

 

Swim59:42

 スイムスタート前にPowerGEL一つとOxyshots5mlを飲みスイムスタートする。ウェーブスタートで比較的前の方からのスタートで海はうねりがあり波も高くスタートしてからなかなか一つ目のブイまで行けなかったが、それを過ぎると海岸線沿いに泳いでいく、うねりがあり流されているのが分かるほどだった。
 
 コースのオレンジのブイと同じ色のオレンジのライフジャケットを着ているライフガードが紛らわしいので間違わないように遠くの山を目印に必死で泳ぐ。今回は去年と違い周回のワンウェイコース。自分のペースで泳いでいると右後方から集団がきたが、その集団は大分ロスして泳いでいたようで、かなりいいラインを泳いでいると確信した。
 
 自分のペースを守りながら泳いでいたが後半になり、確実にOxyshotの効果がでてきていることに気付く。それは普段ならこのあたりで疲れて腕のリカバリーがつらくなってくるのだが、それがなくなにより呼吸が楽できついがずっと泳いでいられそうな感覚になる。最後のブイを左に回り海岸に向かってスイムアップ。
 
 

 【Bike5:05:56

 バイクのスタートは去年の反省から、マウントラインの段差で補給食のグミジェルを一袋落としてしまったので、そこは自転車を持ち上げクリア。スイム会場のパームコーブからアップダウンのある海岸線を進み、その後はポートダグラスという町までの折り返しのコースで、若干のアップダウンがあるが比較的フラットなコース。意外と路面が悪く所々にボトルゲージや、ボトルが転がっていて走りづらかった。
 
ポートダグラスの町を折り返し去年はここで胃痙攣を起こしてしまったが、明らかにバイクに乗れていると思うほど調子がよく、バイクでは1時間に一回Oxyshotを少量を摂取しながら進んでいく。これにより比較的楽にペダルを回すことができた。パームコーブを折り返してからは向かい風が強く吹くと思っていたが思ったほど強くなく、海の見える海岸線沿いで少し吹いているだけで気になるほどの風ではなかった。バイクに乗りながらペダルに体重を乗せることを意識しペダルを回す。
 
 パームコーブ手前で折り返し2周回目に入っても比較的楽に走ることができていたのでケアンズエアポートまでがんばってみた。そこからあと少しでトランジットがあるのだが、後ろから体格のいい外国の選手に次々とパスされ周りの自転車が多くなってきたがドラフティングを取られないように注意して進んでいく。ケアンズの町に戻ると明らかに体の調子がよくランも期待できそうな感覚を残してバイクフィニッシュ。

Run 3:17:17
 ランに入ると調子がよくキロ4分前後で走りながら様子を見る。バイクで補給もしっかりしていたのでエイドでコーラを少し口に含み、Oxyshots10キロに1回摂取しながら走る。ランに入り1回目の折り返しで前を走っている湯尻選手を発見、追いつけるかと思い懸命に追いかけるがなかなか差が縮まらない。バイクも速いのにさすがベテランの走り。その後も淡々と走っていると、29キロの時に右のハムストリングが攣ってしまった。すぐに止まり足を伸ばしてなんとか走り始めたが蹴るとまた攣ってしまいそうなので、なるべく蹴りださないようすり足気味で走り続けた。
 
 正直自分がどこの位置を走っているかなど全く分からないが、とにかく少しでも早くフィニッシュしようと走っていると、元女子プロの堀選手、秋葉選手等とすれ違い、その時に励ましてもらった。最周回に入りあと少しあと少しと自分に言い聞かせながら身体を前に進め無事にフィニッシュすることができた。フィニッシュした瞬間足の力が抜け崩れ落ちてしまった。



フィニッシュ後、タイムが9時間30分を切っていることを教えてもらったが、カテゴリー10位で多くの収穫あるいいレースができたが、コナの世界選手権には届かないと思っていたが、世界選手権の切符を獲得することができた。10月までしっかり準備して今度こそ結果の出るレースができるようにトレーニングしたい。応援して頂いた方や、サプライヤー様ほんとうにありがとうございました。


2017年6月16日金曜日

試乗会のお知らせ(ル・サイク渋谷店)

6月26日(月)から7月2日(日)まで、東京都渋谷区のル・サイク渋谷店においてFUJI試乗会が開催されますので、お知らせいたします。



渋谷でFUJIの試乗が出来るチャンスです!グラベル系か?ロードか?その答えは渋谷で!

主催:ル・サイク渋谷店
日程:2017年6月26日(月)〜7月2日(日) *木曜定休
時間:11:00〜16:00
場所:ル・サイク渋谷店周辺
   東京都渋谷区東東2-18-7 *Link → アクセス


当日ご用意する試乗車は以下のとおりです。
*車体画像はイメージです。実際の試乗車の仕様とは異なります *車体画像クリックで拡大

SL 2.5 Link → スペック等詳細
シマノ105を搭載した完成車パッケージ。C10ハイモジュラスカーボンフレームにFC-440フルカーボンフォーク仕様でELITEグレードより重くなるものの、ライドフィールはそのままにフレーム単体で1kgを切るクラ ストップレベルの軽さはSLならでは。多数採用するOVAL CONCEPTSパーツの中でもチェーンリングは冷間鍛造製法で作られており、変速性能はもとより耐久性、剛性の高さに定評がある。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Navy / Blue

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Navy / Blue


ROUBAIX 1.3 Link → スペック等詳細
昨年モデルから味付けが変わってよりキレのあるライドフィールが特徴的。SLと 同じジオメトリーを採用したことがその変化に大きく影響している。フレーム重 量も10%ほど軽くなってカスタム次第で7kg切りも可能なハイスペックプラッ トフォーム。ロングライドからクリテ、ヒルクライムまでこれ1台でこなせるオー ルラウンドロード。Tiagra仕様でフルカーボンフォーク搭載ロードは他ではあま り見ない贅沢仕様。これからレースに挑戦しようと考えているビギナーや学生の レーサーなどに特におすすめ。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Matte Black / Red, Mystic White

試乗車Sizes:46cm、試乗車Color:Matte Black / Red


JARI 1.5 Link → スペック等詳細
JARIの完成車パッケージとなるJARI 1.5はSRAM RIVALの1x仕様となっており、グラベルロードやシクロクロスよりはギア比が若干軽く設定されて悪路の走破性をより容易にしているのが特徴。ハンドルにはこのバイクのために特別に作られたOVALのアドベンチャーバーを採用。ライダーの手首の角度を最適化しドロップ部分をより有効的にする為に一般的なロードタイプより20mm幅が広く、125mmドロップ、4度バックスウィープ、25度アウトスウィープ仕様となっておりバイクコントロール性が向上。タイヤは汎用性の高い35cを標準装備、ブレーキはメカニカルタイプの対抗ピストン仕様で十分な制動力を持つ。乗り手によってその表情が大きく変わるバイクなので、是非こだわりのカスタムを施して世界に1台のJARIに仕上げてもらいたい。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Pewter/Red

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Pewter/Red


CROSS 1.7 Link → スペック等詳細
2017年モデルからプラットフォームがモデルチェンジした新型CROSS。フレームはジオメトリーを見直してこれまでよりも低身長の人でも乗れるように再設計。またチュービングを見直すことで昨年モデルと比較して246gの軽量化に成功。フォークもケーブル内蔵型のFC-440フルカーボンフォークへグレードアップして飛躍的に走行性能もアップしている。コンポはシマノ105をベースに冷間鍛造製法で仕上げたチェーンリングを装備するOVALクランク、対抗ピストン仕様のメカニカルディスクブレーキ、前後12mmスルーアクセル、Challengeタイヤなど走りにこだわったスペックに、フェンダーブリッジを設けるなど機能性も見逃せない。
Sizes:46cm,49cm,52cm,54cm,56cm
Color(s):Matte Green/Sky Blue

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Matte Green/Sky Blue


*試乗車は事情により変更させていただく場合があります。
*試乗会についてご不明な点はル・サイク渋谷店までお問い合わせください。

試乗会のお知らせ(Y'sRoad東大和)

6月24日、25日の土日、東京都東大和市のY'sRoad東大和においてFUJI試乗会が開催されますので、お知らせいたします。



ご好評頂いておりますFUJIグラベル系バイクも試乗できるチャンスです!もちろんロードのラインナップもそろえてお待ちしております!24日は東大和店スタッフが担当、25日はFUJIスタッフがご案内いたします。

主催:Y'sRoad東大和
日程:2017年6月24日(土)、25日(日)
時間:11:00〜16:00
場所:Y'sRoad東大和 駐車場
   東京都東大和市芋窪5丁目1137の1 *Link → アクセス
*Link → Y'sRoad東大和イベント告知


当日ご用意する試乗車は以下のとおりです。
*車体画像はイメージです。実際の試乗車の仕様とは異なります *車体画像クリックで拡大

SL ELITE Link → スペック等詳細
並外れた剛性、優れたライドフィールとハンドリング性能を備えた世界最軽量バ イクを作るというコンセプトを基に開発したバイク。多角断面ダウンチューブに 使用する超高強度カーボンは2、3度曲げただけでカーボン組織が壊れてしまう ため平面部分に適用させる必要があった。 SL ELITEは優れたジオメトリーと高剛性、そして究極の軽さが素晴らしい乗り 味をもたらすことはもちろんのこと、楕円断面の極細シートステーによってもた らされる振動吸収性、そしてハイコンパクション製法によって作られるフレームがもたらす優れた弾力は、格別のライドフィールを演出する。全てのロードライダーに全ての局面でその性能の恩恵を受けることができるが、特にクライマーにとってその軽さは大きな武器になることは想像に難くない。また、軽さのアドバ ンテージから、パーツチョイスによってはレースレギュレーションを大きく下回る重量で仕上がってしまうのが難点。優れたコストパフォーマンスは、ライダー の性能を100%引き出すことが出来る非常に重要な要素であると考える。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Avantgarde Black, Matte Carbon/Gold

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Matte Carbon/Gold


SL 2.5 Link → スペック等詳細
シマノ105を搭載した完成車パッケージ。C10ハイモジュラスカーボンフレームにFC-440フルカーボンフォーク仕様でELITEグレードより重くなるものの、ライドフィールはそのままにフレーム単体で1kgを切るクラ ストップレベルの軽さはSLならでは。多数採用するOVAL CONCEPTSパーツの中でもチェーンリングは冷間鍛造製法で作られており、変速性能はもとより耐久性、剛性の高さに定評がある。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Navy / Blue

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Navy / Blue


TRANSONIC ELITE Link → スペック等詳細
当初リアのダイレクトマウントブレーキがチェーンステー用しか発売されなかったので、フロント用をリアに付けて発売していたという逸話があるほど最先端スペックのロードバイク。エアロロードプラットフォームにも関わらずそのシルキーな乗り味は多くの欧米専門誌に取り上げられ、ほとんどのエアロロードが荒れた路面を苦手とするのに対してTRANSONICはそれをチャンスに変えることができる。それでいて横剛性はクラストップで駆動伝達ロスが少ないので、ロードレー スはもちろんのことショートディスタンスのトライアスロンでもその性能は発揮される。そして何と言ってもライダーが限界に挑戦することが出来るコストパフォーマンスの高さがポイント。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Avantgarde Black

試乗車Sizes:49cm、試乗車Color:Avantgarde Black


ROUBAIX 1.3 Link → スペック等詳細
昨年モデルから味付けが変わってよりキレのあるライドフィールが特徴的。SLと 同じジオメトリーを採用したことがその変化に大きく影響している。フレーム重 量も10%ほど軽くなってカスタム次第で7kg切りも可能なハイスペックプラッ トフォーム。ロングライドからクリテ、ヒルクライムまでこれ1台でこなせるオー ルラウンドロード。Tiagra仕様でフルカーボンフォーク搭載ロードは他ではあま り見ない贅沢仕様。これからレースに挑戦しようと考えているビギナーや学生の レーサーなどに特におすすめ。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Matte Black / Red, Mystic White

試乗車Sizes:46cm、試乗車Color:Matte Black / Red


JARI 1.5 Link → スペック等詳細
JARIの完成車パッケージとなるJARI 1.5はSRAM RIVALの1x仕様となっており、グラベルロードやシクロクロスよりはギア比が若干軽く設定されて悪路の走破性をより容易にしているのが特徴。ハンドルにはこのバイクのために特別に作られたOVALのアドベンチャーバーを採用。ライダーの手首の角度を最適化しドロップ部分をより有効的にする為に一般的なロードタイプより20mm幅が広く、125mmドロップ、4度バックスウィープ、25度アウトスウィープ仕様となっておりバイクコントロール性が向上。タイヤは汎用性の高い35cを標準装備、ブレーキはメカニカルタイプの対抗ピストン仕様で十分な制動力を持つ。乗り手によってその表情が大きく変わるバイクなので、是非こだわりのカスタムを施して世界に1台のJARIに仕上げてもらいたい。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Pewter/Red

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Pewter/Red


CROSS 1.7 Link → スペック等詳細
2017年モデルからプラットフォームがモデルチェンジした新型CROSS。フレームはジオメトリーを見直してこれまでよりも低身長の人でも乗れるように再設計。またチュービングを見直すことで昨年モデルと比較して246gの軽量化に成功。フォークもケーブル内蔵型のFC-440フルカーボンフォークへグレードアップして飛躍的に走行性能もアップしている。コンポはシマノ105をベースに冷間鍛造製法で仕上げたチェーンリングを装備するOVALクランク、対抗ピストン仕様のメカニカルディスクブレーキ、前後12mmスルーアクセル、Challengeタイヤなど走りにこだわったスペックに、フェンダーブリッジを設けるなど機能性も見逃せない。
Sizes:46cm,49cm,52cm,54cm,56cm
Color(s):Matte Green/Sky Blue

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Matte Green/Sky Blue


*試乗車は事情により変更させていただく場合があります。
*試乗会の詳細についてはこちらも併せてご覧ください。

6/24(土)全日本選手権個人ロード 女子エリート 出場 ~FUJIサポートライダー 牧瀬 翼選手~

6/24(土)第 86 回 全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース が青森県階上町(はしかみちょう)で開催されます。

個人ロード 女子エリート にFUJIサポートライダーの牧瀬 翼選手が出場予定です。

FUJIサポートバイク:SL ELITE Matte Carbon/Gold

今期は、オランダ籍の女子UCIチームであるマースランドスター・ニッチリビングCCNサイクリングチームに所属し、海外の強豪選手とのレースに揉まれ、さらに強くなって帰ってきます。
昨年は、ゴールスプリントで一歩及ばず、表彰台を逃し4位と悔しい結果だけに今期の全日本レースにかける想いは人一倍大きく、レースへの意気込みを感じます。


<牧瀬選手からのコメント>
今年の全日本は、拠点をオランダにおいて環境が変わった中で挑む新しい大事な挑戦だと考えています。 ヨーロッパの厳しいコースを共に戦ったFUJI BIKE SL ELITE と全日本も精一杯戦ってきます。目標は、全日本で表彰台に上がり、世界選手権への切符を獲ることです!
応援よろしくお願いします!!



穏やかな表情の奥に隠された魂の走りにぜひご注目ください!

6/24(土)13時スタートです。

2017年6月15日木曜日

2017 IRONMAN Cairns レポート ~FUJIサポートライダー秋葉 憲幸選手~

パラダイスでのアイアンマンレースとして知られ世界遺産であるグレートバリアリーフ、デインツリーの熱帯雨林地域を舞台に開催されましたアイアンマン ケアンズにFUJIサポートライダーの秋葉 憲幸選手が出場しました。レースレポートが届きましたのでご紹介します。

開催日      2017年 6月 11日(日)
大会     アイアンマン・ケアンズ(アイアンマン・アジア太平洋地区選手権)
場所       オーストラリア クイーンズランド州 ケアンズ

距離        スイム:3.8km / バイク:180km / ランク:42.2km

時間      9:35:51(S 1:00:29/B 5:06:55 R 3:20:39)

順位            総合76位 エイジ8位(45-49歳)

使用バイク    FUJI NORCOM STRAIGHT1.1    





 今年はアイアンマンケアンズからシーズンインとなります。

 すでに今年のコナの世界選手権の権利は昨年のアイアンマンマレーシアで獲得しているため、いろいろな感覚を試すという意味合いで出場しました。

 アジア太平洋選手権も兼ねていることから、ハイレベルな争いを予想しつつフラットなコ-ス設定から目標を9時間30分と設定し、スタート地点に立ちました。一番のネックはすでに権利があるだけに、なかなかモチベーションが上がらずレース前のメラメラした気持ちがないまま迎えるのがタイムに影響しないか少し心配でもありました。

SWIM】1:00:29
 スイムは強風の影響で想定以上の波に覆われ、うねりでブイも確認できず、蛇行しながらも予想より2分遅い60分でアップ。初めてスイムアップ後にフラついてしまいました。

【BIKE】 5:06:55
 バイクは2017年モデルのノーコムに乗ることでテンションも上がり、今回は感覚を試すということもあり、いつもより気持ち巡航スピードを上げてみたり、いつもの回転数よりも低めに設定してトルク重視にしてみたり、バイクセッティングや身体の位置も普段とは少し変えて、ノーコムの性能を存分に引き出すポジションとペダリングを模索しながら走りました。また、サイズも今年度モデルはフレームサイズを51cmから49cmに替え、身体をコンパクに畳んで力を伝えやすくする感覚を磨くことも目的としてありましたが、多少の感覚のズレや違和感はあったものの、概ね順調で5時間6分でフィニッシュ。
 個人的にはタイムから見ても今回フレームサイズをワンサイズ小さくしたことは 正解だったと思いますが、もっとノーコムの性能を引き出せるはずと読んでいますので、もっと相性を良くするべく、絶対的な練習量が必要だと感じました。

【RUN】3:20:39
 ランはフラットコ-スなので、たくさんの応援もあり、できる限りスピードも 上げていこうと決心するも、ここでも初の試みで裸足でランシューズを履いたら足のあちこちが擦れてゴール後のシューズが血だらけで大変なことになってしまいました。10km程度の練習で擦れそうなところはワセリンなどの対策はしましたが、それ以上の距離は未経験だったため、やはり20kmくらいからが本当にしんどかったです。別に歩いても権利はあることだし・・・という悪魔の囁きも聞こえましたが、同じカテゴリーの日本人選手の必死さに自分もしっかり戦わないといけないという 思いに駆られ、集中を切らさずに走り切り、ランは3時間20分、トータル9時間35でフィニッシュすることができました。


 順位はエイジ8位で今年は参加選手が多いため、10枠までスロットがあったとのこと、今年2度目のハワイへの切符となりましたが、2度もエントリーフィーを払う必要はないため権利を放棄し、以降の順位の選手に譲ることとなりました。

 ケアンズはあまりプレッシャーもなく、またいろいろな感覚や走りを試すレース として位置づけたものの、結果的に予想より5分程度遅いくらいのタイムでフィニッシュできたのは意義があったと思います。

 本番の10月のハワイでは守りに入らず、攻めのレースをすべく、また一から 仕切り直してトレーニングを積んでいきたいと思います。特にバイクはノーコムとの相性も今後乗りこなしていくことで相思相愛になって くるものと思うので、バイクと会話しながら最高のポジション、ペダリングでハワイを迎えられれば、コナのバイクパートでサブ5も夢ではない!なんて 思ったりもします。

 最終目標であるアイアンマン世界選手権の表彰台を目指してまた頑張っていきたいと思います。

2017年6月7日水曜日

試乗会のお知らせ(Pedalist)

6月17日(土)、横浜市のPedalistにおいてFUJI試乗会が開催されますので、お知らせいたします。



Pedalistではスポーツバイク関連製品の販売のほか、メンテナンス、カスタマイズ、フィッティング、レース、イベント参加、練習会、走行会、ツーリング等に積極的に取り組んでいます。また、それらをより楽しんでいただくために、トレーニングルームを設けることで、サイクリストの悩みの解決とスキルアップを実現する環境を提供しています。

日程:2017年6月17(土)
時間:10:00〜16:00
主催:Pedalist(ペダリスト) *Link → アクセス
   神奈川県横浜市磯子区久木町17-7 桑名ビル
会場:店舗周辺


当日ご用意する試乗車は以下のとおりです。同店のスタッフも乗っているTRANSONICを中心に、FUJIロード試乗車が集結!レース志向の方とロングライド向けをご希望の方へ、フルラインナップをご用意しお待ちしております。SL ELITE、TRANSONIC ELITE、ROUBAIX 1.3をご成約された方には、FUJIオリジナルカーボンボトルケージを1つプレゼントいたしますので、ぜひこの機会にお立ち寄りください。
*車体画像はイメージです。実際の試乗車の仕様とは異なります *車体画像クリックで拡大

SL ELITE Link → スペック等詳細
並外れた剛性、優れたライドフィールとハンドリング性能を備えた世界最軽量バ イクを作るというコンセプトを基に開発したバイク。多角断面ダウンチューブに 使用する超高強度カーボンは2、3度曲げただけでカーボン組織が壊れてしまう ため平面部分に適用させる必要があった。 SL ELITEは優れたジオメトリーと高剛性、そして究極の軽さが素晴らしい乗り 味をもたらすことはもちろんのこと、楕円断面の極細シートステーによってもた らされる振動吸収性、そしてハイコンパクション製法によって作られるフレームがもたらす優れた弾力は、格別のライドフィールを演出する。全てのロードライダーに全ての局面でその性能の恩恵を受けることができるが、特にクライマーにとってその軽さは大きな武器になることは想像に難くない。また、軽さのアドバ ンテージから、パーツチョイスによってはレースレギュレーションを大きく下回る重量で仕上がってしまうのが難点。優れたコストパフォーマンスは、ライダー の性能を100%引き出すことが出来る非常に重要な要素であると考える。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Avantgarde Black, Matte Carbon/Gold

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Matte Carbon/Gold


SL 2.5 Link → スペック等詳細
シマノ105を搭載した完成車パッケージ。C10ハイモジュラスカーボンフレームにFC-440フルカーボンフォーク仕様でELITEグレードより重くなるものの、ライドフィールはそのままにフレーム単体で1kgを切るクラ ストップレベルの軽さはSLならでは。多数採用するOVAL CONCEPTSパーツの中でもチェーンリングは冷間鍛造製法で作られており、変速性能はもとより耐久性、剛性の高さに定評がある。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Navy / Blue

試乗車Sizes:52cm、試乗車Color:Navy / Blue


TRANSONIC ELITE Link → スペック等詳細
当初リアのダイレクトマウントブレーキがチェーンステー用しか発売されなかったので、フロント用をリアに付けて発売していたという逸話があるほど最先端スペックのロードバイク。エアロロードプラットフォームにも関わらずそのシルキーな乗り味は多くの欧米専門誌に取り上げられ、ほとんどのエアロロードが荒れた路面を苦手とするのに対してTRANSONICはそれをチャンスに変えることができる。それでいて横剛性はクラストップで駆動伝達ロスが少ないので、ロードレー スはもちろんのことショートディスタンスのトライアスロンでもその性能は発揮される。そして何と言ってもライダーが限界に挑戦することが出来るコストパフォーマンスの高さがポイント。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Avantgarde Black

試乗車Sizes:49cm、試乗車Color:Avantgarde Black


ROUBAIX 1.3 Link → スペック等詳細
昨年モデルから味付けが変わってよりキレのあるライドフィールが特徴的。SLと 同じジオメトリーを採用したことがその変化に大きく影響している。フレーム重 量も10%ほど軽くなってカスタム次第で7kg切りも可能なハイスペックプラッ トフォーム。ロングライドからクリテ、ヒルクライムまでこれ1台でこなせるオー ルラウンドロード。Tiagra仕様でフルカーボンフォーク搭載ロードは他ではあま り見ない贅沢仕様。これからレースに挑戦しようと考えているビギナーや学生の レーサーなどに特におすすめ。
Sizes:46cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm
Color(s):Matte Black / Red, Mystic White

試乗車Sizes:46cm、試乗車Color:Matte Black / Red


*試乗車は事情により変更させていただく場合があります。
*試乗会の詳細についてはPedalistまでお問い合わせください。