今年は海外のアイアンマン予選では全てエイジ優勝、国内のロングの大会では44歳ながらの総合優勝を視野に入れ、その最初のレース、アイアンマン台湾での結果は今年一年のコンディションを左右する大変大事なレースとなりました。
台湾でのエイジ優勝を目標にした時から、日々の仕事が追われに追われながらも何とか時間を作ってトレーニングに割き、また栄養面では徹底したアスリート食を提供してくれた妻との二人三脚でレース日までコンディションを整えてきました。
出発前までかなり寒かった日本から急に亜熱帯気候の台湾でレースをするため、太陽が照りつけ、気温もぐんぐん上がるランのコンディションはまさしくサバイバルレースとなりましたが、エイドステーションで立ち止まってでも確実に水分補給を摂ることと、栄養補給も5キロごとに慌てずしっかり摂りつづけたことも幸いし、ほとんどペースを崩すことなく先行していたカナダとノルウェーの選手を一気にパスし、ランタイム3時間24分、トータル9時間53分、総合23位、アマチュア7位、エイジ優勝でフィニッシュすることができました。
エイジ2位の選手も10時間6分でフィニッシュしているので、40-44のカテゴリーで2枠しかないハワイのスロットを獲得するには大変レベルの高いレースとなりましたが、結果的に優勝できてホッとしたのと、まだまだバイクにおいては今後のトレーニング如何では伸びる余地があると実感したレースでもありました。
ハワイでエイジ入賞を目指すには私の年代でもトータルで9時間15分前後で走る力が必要ですので、バイクでは5時間10分以内で確実に走りきるパワーが必要です。本命のハワイまでの間に国内でのレースがありますが、レースごとのバイクの微調整やフォーム改善を繰り返しながらトレーニングを続けることでハワイまでにはFUJI NORCOM STRAIGHT1.1の性能と自分の力が噛み合い、世界のエイジ入賞を一気に引き寄せると信じてこれからも努力してきたいと思っております。
秋葉憲幸
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