2016年12月1日木曜日

2017 FUJI CUSTOMネタばらしその② HELIONシリーズ, RAFFISTA, ROUBAIX AURA, PALETTE編


前回に引き続きカスタムネタばらし、今回はクロスバイクとミニベロのご紹介。
まずはクロスバイクから。


まずは2017年ニューモデルのRAFFISTAから。
タフなプラットフォームにシマノパーツで統一したFUJIのハイスペッククロスバイク。
バイカラーのフレームをブラックパーツで引き締めたFUJIらしい洗練されたデザインが特徴。


コンセプトは車で言うところのSUVを更にアクティブにアスタムした感じです。
タイヤは元々太めの32cが付いていますが、それを更に太いシュワルベのBig Apple 29x2.0インチに変更。
BROOKS COLTサドルに合わせてグリップをPDWのバーボングリップに変更、
サドルの交換に合わせてシートポストはTHOMSONのセットバックタイプに変更。
ハンドルをフレーム後ろ半分と近い色のGRUNGEマスターフィットライザーバーに、
ステムも同系色のノーブランドものに変更することでカラーバランスを整えました。
タイヤのインチアップが見た目のパンチが効いていて、
快適性が上がると同時に悪路の走破性も上がるのでアグレッシブな走りが可能になります。
キャリアマウントなど拡張性を持たせているところも見逃せないポイントなので、
ベージュカラーのフレームベースにツーリングカスタムなんかもカッコ良さそうです。


お次ぎはFUJIの定番クロスバイクPALETTE。
街の遊撃手的なアーバンストリートバイクをFUJIがカスタムすると、


ちょっと分かりにくい画像ですが、ポイントはフレームと同系色のサスペンションステム(OLD物)と、
SIM WORKSのGET AROUND BARの組み合わせにRIVELDELLのJACK BROWNのタイヤを装着。
差し色に赤いケーブルとフレームと同系色のヘッドスペーサーを付けて、
悪趣味一歩手前で押さえたストリート仕様になっています。
ここでは映ってないですが、サドルはSan marcoのConcorロブスターデザイン(白に緑柄)が付いています。


やっぱり悪趣味だな (笑) でもこれぐらいやらないと街じゃ目立てません!攻めの姿勢が大事です!
もちろんシュッとしたカッコいいカスタムなど色々ありますが、
こんなのもアリですよ〜というFUJIならではの提案でした。


お次はFUJIの快速フラットバーロードROUBAIX AURA。
ノーマル自体がこだわったパーツで構成されているのであまりイジるところが無いですが、
ここでは性能重視ではなくファッション的観点でカスタムしました。



シャンパンゴールドカラーをベースに赤を差し色に使いたかったので、
GRUNGEのステムのクランププレート、Dixnaのシートポストのヤグラ、
NITTOのバーエンドキャップでそれぞれレッドアルマイトをチョイス。
本来の上品な色味を崩さない、ちょっとスパイスの効いたプチカスタムで、
ビジュアルのような通勤スタイルのように他と差を付けるセンスの良さをアピールしましょう。


ここからはミニベロのカスタムネタのご案内。
まずはフラットバー仕様のHELIONから。


コンセプトはオシャレな普段の足スタイル。
ADEPTのバスケットはちょっとした荷物を運ぶのに便利。
Panaracerのミニッツタフ、San marco Rolls、ODIのVANSグリップでブラウンを差し色に入れました。
GIZAのライザーバーで乗車姿勢を上げて乗りやすくすることで普段使いしやすくしているのもポイント。


こういう日常で気軽に使えるオシャレなバイクは重宝します。
カスタムバテッドクロモリのフレームとフォークでキビキビ走ってくれるので、
スニーカー感覚でガシガシ乗ってもらいたいです。


最後はロード仕様のHELION R。
数あるミニベロの中でも走りの性能で評価が高いモデルとあって、
カスタムは性能と見た目の両方を重視した欲張り仕様にしました。


ドライブトレーンはSHIMANO 105へ換装してサドルはTIOGAのスパイダーツインテールに変更。
そして何と言っても目を惹くのがカーボンバトンホイール!
スパルタンなビジュアルは見た目だけでなく走行性能も格別です!
フルカーボンでバトンホイールとなると高嶺の花というイメージですが、
ようやく手の届く価格で出てきました!商品詳細はコチラ


リア変速11段化にフルカーボンホイールとなると操作時のレスポンスはもちろんのこと
軽量化やホイール剛性によってライドフィールもかなりシャープになります。
ということで今年要チェックなアイテムですね!


ざっとお伝えしてきましたクロスバイクとミニベロのカスタムネタばらし編ですが、
ドレスアップカスタムだけなら安価で済みますし、
思い切って性能アップを狙ったカスタムも新車を買うよりは安くつく場合がほとんどなので、
マンネリ化した日常をカスタムが変えてくれるかもしれません。

次回は今注目されているFUJIのアドベンチャーロード系のカスタム紹介です。お楽しみに!

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