今年もカタログやオフィシャルサイトに使用しているビジュアル用バイクのカスタム内容について
たくさんのお問い合わせをいただいているので恒例のカスタムネタばらしをやります。
まずはFUJIを代表するクロモリフレームのクラシックモデルからご紹介です。
まずはBALLADから。
ノーマル仕様はフラットバーながらロードジオメトリーのクロモリフレームということもあって、
見た目以上のスポーツ走行が可能な人気モデル。
コンセプトは女子でも乗りやすく洗練された都会的ネオクラシックスタイル。
NITTO B263ブルホーンにTempraのダブルブレーキレバーとNITTOバーエンドキャップ、
そしてBALLAD Rと同じダウンチューブシフターに変更してハンドル周りをスッキリさせ、
クランクはチェーンリングガードを外してDixnaのラクランクチェーンリングに換装して
より統一感のある煌びやかなシルバーパーツでまとめました。
サドルはSan marcoのRegal、タイヤはブラウンサイドに変更。
こういった派手ではないもののツボを押さえたカスタムはユーザーのセンスが垣間みれるところです。
ハンドル周りのカスタムはそれほど高額でもないのでチャレンジしやすいと思います。
お次ぎはロードタイプのBALLAD R。
ヨーロピアンビンテージな佇まいはノーマルでも十分ではありますが…
ブレーキ系統はDIA COMPEのGC610とDC165-EXの組み合わせに変更し、サドルはBROOKS B15、
エアポンプはビンテージでクランクはCNC処理されたエッジの効いたクラシックタイプに変更。
バーテープはベージュのコットンタイプへ変更してELITEのEROICAボトルをマウント。
モデルが着用するBarbourのビデイルにキャスケットの組み合わせも相まって、
コテコテのブリティッシュビンテージスタイルの出来上がりです。
このスタイルにツイードのニッカポッカー履いてツイードランに出れば完璧です!
クランク、サドルは高額ですが、それ以外のパーツは手を出しやすいので、
コツコツとカスタムを加えていくのも楽しみの一つですね。
お次ぎはシングルタイプのヨーロピアンクラシックバイクSTROLL。
これは乗り手によってカスタムの方向性が変わるバイクです。
ヨーロッパのファッションスナップでファッショニスタが乗ってそうな、というのがコンセプト。
サドルは定番のBROOKS B17、ハンドルはVELO ORANGEのmilano barに板チョコデザインのグリップ、
そして大きなポイントはVELO ORANGEのチェーンガード。
多少取り付けに加工が必要ですが、他のシルバーパーツとのバランスも良く、
洗練された大人の都会的イメージがにじみ出るツボを押さえたドレスアップカスタムです。
サドル以外はどのパーツもお手頃価格なのでチャレンジしやすいのもポイント。
最後におまけで今年のニューモデルのBALLAD OMEGAのカスタムのご紹介。
BALLADの最終形態ということでシリーズのトップモデルになりますが、
こちらはクラシックというよりはスポーティな要素を前面に打ち出したスペックとなっているので、
カスタムの方向性も既出のそれとはちょっと変わってきます。
カタログ等に使用しているビジュアルに登場するBALLAD OMEGAは、
フロントホイールをカーボンの3スポークバトンに変更しただけというシンプルなもの。
ドレスアップの意味合いが大きいものの、一点豪華カスタムの典型的スタイルです。
フレーム、フォークともカスタムバテッドクロモリの本格仕様なので、
ドライブトレーンをグレードアップさせて走りに効くカスタムももちろんあります。
こちらも乗り手の個性が出るバイクだと言えそうですね。
次回はミニベロやクロスバイクのカスタムネタばらしです。お楽しみに!
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