2018年11月23日金曜日

2018 IRONMAN 70.3 厦門(アモイ)レースレポート ~FUJIサポートライダー秋葉 憲幸選手~

2018年11月18日 中国の厦門(アモイ)で開催されたアイアンマン70.3に出場したFUJIサポートライダーの秋葉憲幸選手からレースレポートが届きました。
10月13日のアイアンマン世界戦に出場後、体へのダメージが残る中、わずか1か月足らずでの出場でしたが見事エイジ優勝を果たし、早々に来年のアイアンマン世界戦の権利を獲得されました。レースの流れを読みバイクのタイムが向上したことが影響し最高の結果を導きだされました。おめでとうございます!



大会名IRONMAN 70.3 厦門(アモイ)
使用バイク: FUJI NORCOM STRAIGHT1.1
 
タイム
スイム:23
バイク:2時間20
ラン:1時間31
合計:4時間24
 
順位:45-49歳カテゴリー エイジ優勝
 
 
アイアンマン世界戦(コナ)から約5週間という期間でしたが、早々に来年の出場権を獲るべく中国の厦門(アモイ)でのアイアンマン70.3に参戦しました。
 
70.3でコナの権利が合計30枠もらえるチャイナシリーズの最終戦ですが、ハーフアイアンマンでコナのスロットが獲れる数少ないレースのため、世界中の選手が権利を獲りにやってきます。今回は49か国もの選手が参加したそうです。
長くて暑くてアップダウンのあるコースが得意なはずなのに、全く正反対のレギュレーションのレースを選んでしまったことに多少の後悔をしながらもレースデーを迎えました。
 
スイムはほぼ追い潮のワンウェイのため、かなり楽に泳ぐことができ、23分でアップ。
 
今回バイクはコナの時よりもまた少しポジションを変え、よりコンパクトな位置にトライしてみましたが、今回はそれが奏功して無駄な力が少なく、また、力が逃げることも少なく、踏み込んだエネルギーがフレームを通してそのまま推進力になって表れた感じで走ることができました。コンパクトなフォームとノーコムのフレームとのマッチング(相性)がとても良かったこともあり、いつもはバイク単体のエイジ順位は10位前後なのですが、2時間20分でバイク単体では2位でバイクアップ。トータルではバイク終了時点でトップでランに移りました。
 
ランはほぼオールフラットですが、バイクで無駄が少なかったこともあり、テンポよくタイムを刻むことができ、目標の1時間20分台には届きませんでしたが、1時間31分でフィニッシュできました。
 
トータル4時間24分でもエイジ3位くらいかと思っていましたが、結果的には優勝となり、コナの権利も獲得し、ホッとしたというのが正直なところです。
早々にコナの権利を獲ってしまったので、来年のスケジュ-ルが立てやすくなりましたが、ケアンズでもコナの権利を獲ったものの、ランで失速したという苦い思い出を払拭すべく、ケアンズでエイジ優勝できるよう、また一から鍛えなおしたいと思います。

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