Photo:JPCF
パラサイクリングはUCI(国際自転車連合)の規定する競技規則のもと行われる障害者の自転車競技で、選手は障害の種類と使用する自転車により4つのクラスに分けられ、さらに障害の度合いにより分類されます。
参考Link → パラサイクリングとは(JPCF公式サイト内)
アキボウではFUJIのロードバイクとトラックバイクを、5名の強化選手に供給いたします。バイクはJPCF仕様にカスタムが施された4モデルで、SL 1 EliteとTransonic Eliteの2モデルはFUJIのカラーオーダーサービス「REMIX」によるものとなります。
<サポート機材>
SL 1 Elite Link → REMIX製品ページ
並外れた剛性、優れたライドフィールとハンドリング性能を備えた世界最軽量バイクを作るというコンセプトを基に開発されたバイク。FUJI独自のHC製法や接合個所の削減などにより、フレーム重量695g(56cm/未塗装)という軽さを手に入れた。それは、先代のフラッグシップモデルALTAMIRAから237gも軽くなっただけでなく、ヘッドチューブ9%、BB11%、フォーク18%という剛性アップ率をも実現した、非常に高次元でバランスが取られたレーシングバイク。
Transonic Elite Link → REMIX製品ページ
TRANSONICはA2風洞ラボでの長年の空力実験により生み出されたエアロロードの頂点に君臨し、次世代エアロロードのベンチマークとなる新技術を多く取り入れ、高次元のフレーム剛性とハンドリングをもたらすスピードとコントロール性能の追求というコンセプトのもと開発された。あらゆるペダル入力値をも推進力へと変換し、力強く直線を描くように風をすり抜けていく。
TRACK ELITE Link → スペック等詳細
流線的な形状が特徴のTRACK ELITEはエアロダイナミクスと高剛性、そして最良のジオメトリーをブレンドして世界一のトラックバイクの創造というのがコンセプト。Norcom Straightと同時期に開発され、最大限パワーを伝達させ正確なハンドリングをもたらすためにC10ハイモジュラスカーボンをベースに、ダウンチューブとフォークブレード内にFUJIが特許を持つRIBテクノロジーを採用。また、トラックバイクへのテーパーしたステアリングコラムとヘッドチューブの採用はFUJIが初で、スプリントのような全力走行時のフロント周りの剛性強化のため加えられた仕様。250mバンクが世界基準ということもあり、それに合わせたフレーム設計になっていることもポイント。アメリカのイットなストリートレーサーが街中で乗っているのをたまに見かけるけど日本では公道走行不可。
NORCOM STRAIGHT 1.1 Link → スペック等詳細
従来の(手持ちの)コクピットパーツを使用しても、最適なポジションをライダーが得られるという幅広いフィットポジションを維持しながらの世界最速TTバイクの創造というのがコンセプト。長期にわたっておこなわれた風洞実験によって本モデルはFUJI至上最速マシンとなった。広範囲にポシションセッティングが可能ということは、フレームに合わせて新たにパーツを買い揃える必要がないということ。Norcom Straightのリアアクセルアジャストシステムは足回りのスペックに応じて最適なリアホイールの前後ポジションを導き出すことができるのも忘れてはならない。
<サポート選手>
男子C2:川本 翔大(かわもと しょうた)選手
女子C2:杉浦(旧姓 野口) 佳子(すぎうら けいこ)選手
男子B_:木村 和平(きむら かずへい)選手
女子C2:藤井 美穂(ふじい みほ)選手
男子T2:福井 万葉(ふくい かずは)選手
2018年12月、杉浦佳子選手とJPCF理事長 権丈泰巳様が挨拶のためアキボウ本社にお見えになりました。
杉浦選手(中央)と権丈理事長(右)を囲むアキボウ社員
杉浦選手は、2018年最も活躍したパラサイクリング選手の一人としてUCIより「Para-Cycling Award」を受賞されています。
参考Link → パラサイクリング野口佳子「2018 UCI パラサイクリング賞」を受賞
Photo:JPCF+AYAKO KOITABASHI
杉浦選手の2018年レース結果
2018パラサイクリング・ロード・ワールドカップ第1戦(2018年5月、ベルギー・オステンド)
・タイムトライアル 優勝
・ロードレース 優勝
2018パラサイクリング・ロード・ワールドカップ第2戦(2018年7月、オランダ・エメン)
・タイムトライアル 優勝
・ロードレース 優勝
2018パラサイクリング世界選手権ロード大会(2018年8月、イタリア・マニアーゴ)
・タイムトライアル 2位
・ロードレース 優勝
2018パラサイクリング・ロード・ワールドカップ第3戦 最終戦(2018年8月、カナダ・ベコモ)
・タイムトライアル 優勝
・ロードレース 優勝
これにより、ワールドカップ全3戦におけるタイムトライアル、ロードレースに全て優勝(完全制覇を達成)
インドネシア2018アジアパラ競技大会(2018年10月、インドネシア・ジャカルタ)
・3000m 個人パシュート(WC1-3) 優勝
・500m タイムトライアル(WC1-3) 2位
Photo:JPCF
2020年に東京オリンピックと同時開催される東京パラリンピックにおいてFUJIのロードとトラックが、会場となる富士スピードウェイと伊豆ベロドロームでメダル獲得に挑みます!日本発祥のブランドであるFUJIが富士山の見える場所で熱い走りを見せてくれる事と思います。この特別な舞台を走る選手たちを応援しましょう!
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