2015年6月22日月曜日

サポートライダーレポート ~五島長崎国際トライアスロン大会2015~ No.2

6/14(日)五島長崎国際トライアスロン大会2015にに出場した秋葉憲幸選手からの詳細レポートになります。




4月に行われたアイアンマン台湾でのエイジ優勝から2カ月。相変わらず仕事はハードですが、効率のいいトレーニングとアスリート食が身体にうまくマッチし、コンディションはとてもいい状態なので、これを維持して福江島に乗り込むことだけを考えて福江入りしました。

 
スイム3.8Kは普段のトレーニングで11500M前後の量しかこなせていないため、焦らず、3.8Kをしっかり泳ぎ切るペースを維持したこともあり、普段より約4分遅いものの、58分、11位でフィニッシュ。まずはスイムを泳ぎ切れたことに安堵しながらトラディションでバイクに移り早速スタート。

 
バイクも120Kくらいが日々のトレーニングの限度なので、こちらも効率のいいペダリングを心がけ、後はノーコムストレートの走行性能に懸けて順調に先行する選手をパスしていきます。途中、バイクに積んでいたスペシャルドリンクを落としたり、サドルマウントのボトルゲージが壊れて入れられないというトラブルもありましたが、エイドステーションでの補給をしっかり行うことで冷静に対応し、5時間28分、2位でバイクフィニッシュ。バイクラップも6位でまずまずのタイムでランに移りました。

 
台湾の時もそうでしたが、ノーコムストレートの特徴はバイクが自分に合わせてくれることで結果的に「脚が残る」バイクであるということです。今回もまだフルマラソンを走れる脚が残っていることを実感し、7分前のトップを追走することを決意しました。

 
ランでは3時間15分前後で走ることを目標にしていましたが、こちらも慌てず、焦らず、

回りのペースに惑わされないよう、しっかりと自分の感覚を信じて距離を刻んでいくことが前半はできたのですが、ついに残り21Kでトップに立ってからは急にバラモンキングのプレッシャーからか、雑念や不安めいたものが脳から離れず、ペースが乱れてきました。

一生懸命雑念を追い払うことばかり考えて走る結果となりましたが、結果的に3時間19分で完走し、最後の花道まで気を抜くことなく、フィニッシュすることができました。

 
最年長の5代目バラモンキングとなりたくさんの方に祝福され、またJTUの強化指定選手にもなり、更に気を引き締め、新たな気持ちで次のレースに向けて頑張ろうと思っております。

 
次はまだ検討中の佐渡の日本選手権、そしてアイアンマンハワイ世界選手権、アイアンマンランカウイが控えています。五島の優勝に驕ることなく、また1からスタートすべく、しっかりトレーニングを積んでいきたいと思います。

 

秋葉憲幸



0 件のコメント:

コメントを投稿