FUJIサポートライダーの小池賢選手が国立スポーツ科学センター(JISS)において、公益社団法人日本トライアスロン連合(JTU)ロングディスタンス強化指定選手を対象とした風洞実験施設による空気抵抗測定に参加し、その時のレポートを頂きましたのでご報告します。
※国立スポーツ科学センター(JISS)とは、この国のスポーツを強くすること。それがJISSの目標です。JISSは(公財)日本オリンピック委員会(JOC)・競技団体・大学・国内外のスポーツ研究機関と連携し、日本の国際競技力向上への支援を行っています。
<TTバイク風洞測定 >
・期日:2016年2月5日(金)
・場所:国立スポーツ科学センター(JISS)
・内容:風洞実験施設による空気抵抗測定
・使用バイク:NORCOM STRAIGHT1.1
今回の測定は、走行中のフォームによって空気抵抗がどの程度影響を及ぼすかを測定するものでハンドルの高さ、DHバーの高さ、サドルの高さ、ホイールの種類など何パターンか試しながら測定を行っていきました。
前面の面積を小さくすることで空気抵抗の影響をかなり減らすことができるという結果でした。
特にハンドルやDHバーなどハンドル周りのセッティングは抵抗の軽減には大きく作用しそうです。
また、見過ごすことができないので自分自身の関節可動域の有無。
柔軟性のトレーニングも欠かすことができない要素です。
エイジのレース、ロングディスタンスでは、単独走が必須の条件ですので少ない力で速く進むことを突き詰めるためにこういった情報は非常に有益な情報でした。
今シーズンのロングディスタンスレースで発揮できるよう今後のトレーニングシーンに導入していきたいと思います。
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