2016年5月6日金曜日

ASTCトライアスロンアジアカップ スービックベイ大会 ~FUJIサポートライダー 梅田 祐輝選手 レースレポート~

FUJIサポートライダーの梅田 祐輝選手からレースレポートが届きましたので、ご紹介します。
ASTC( Asian Triathlon Championship )トライアスロンアジアカップは、3/4のアブダビから始まり、11/27 フィリピン バターンまでの全22戦のシリーズ戦。その内のフィピン スービックベイ大会において、4位という好成績を残しました。

梅田選手が使用したFUJI SL1.1は、存分にその能力を発揮し、トライアスロンバイクとしても有効なバイクであると語っています。


以下、レポートを参照下さい。
【大会名】 ASTCトライアスロンアジアカップ スービックベイ大会
【開催日】 2016417
【開催地】 フィリピン スービックベイ
【目標】  ITUポイント獲得 表彰台 
【結果】  4位 ITUポイント獲得 日本ランク11位 世界ランク250位 

                             (4/18現在) 
【エリート男子トップ3と自己成績】
      1位:Joel Tobin White (オーストラリア) 01:56:09
      2位:James Chronis (ギリシャ)01:56:45
      3位:James Thorp (オーストラリア)01:56:58
      4位:梅田祐輝(サンクスアイ/東京)01:58:02

 
【使用機材】FUJISL1.1

 
今回は自身初の日本人1人での海外遠征となりました。そのため準備段階から少々不安もありましたが、これも良い経験だと思い、良い状態でスタートラインに立つことに集中していました。スービックベイ大会は昨年に続き2回目の出場だったので、その点では安心して過ごすことができました。

 また2016年の初レースであり、オフ期間のトレーニングでは手応えを感じていたので早くレースをしたい気持ちでいっぱいでした。

〜スイム1.5km1周回)〜
エリート男子のレースは15名でのスタート。まずスイムで出遅れないことを第一に臨みました。ランキング上位者がインからスタート位置を選択し、自分は5番目。スタート後は落ち着いて自分のポジションをキープし、インコースに場所を移しました。3名が先行しましたが、そのまま大きな動きはなく先頭から20秒差、5名のメイン集団でスイムを終えました。


〜バイク40km2周回)〜
バイクを押してトランジッションエリアを出ようとした時に、自分のトランジッションボックスからゴーグルが出ているのが見えたので、戻ってボックスに入れなおしてから再スタート。(そのままスタートしていたら15秒のペナルティ)なんとか集団に復帰することができました。バイクは40km2周回、1部6〜8%程のヒルセクションがありましたが、DHバーを含めても7kgほどで組みあがっているSL1.1は、シッティング、ダンシングともに脚を残しながら登ることができました。時速60kmを超えるダウンヒルでも挙動は安定しており、コース上は決して綺麗な路面とは言えませんでしたが、全く不安なく下ることができました。15kmほどのところで先頭集団に合流。そのまま8人の集団は牽制に入り、かなりペースを落としたままバイクを終えました。


〜ラン10km3周回)〜
トランジッションを素早く済ませ、バイクで脚を残せたので、ランスタート時には自信をもって走り出すことができましたが、暑さの影響か予想よりも身体が重く1kmほどのところで先頭から離されてしまいました。一時は5番手まで順位を下げてしまいましたが、自分の動きとリズムに集中しながら走っていると5km地点で4番手の選手をキャッチすることができました。すでにその選手の動きは悪く、抜き返される可能性は低いということと、更に3番手の選手も視界にとらえていたので後半はプッシュしましたが、ここでも暑さの影響か3番手の選手と距離を詰める前に自分が力尽き、最後はなんとか粘って4位でのフィニッシュとなりました。




 

 目標としていた表彰台には届きませんでしたが、私自身ITUのレースでは初めて第1集団からランをスタートすることができたので、今後の自信になるレースができたと思っています。次のポイントレースは6月の台湾。ここでも暑いレースが予想されますが、今回の経験を活かし、更にトレーニングを積んで良い状態でレースに挑みたいと思います。

 
 

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