2018年7月10日火曜日

みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会  ~FUJIサポートライダー 寺澤光介選手 レースレポート~


2018年7月1日開催されました24回みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会 においてFUJIサポートライダーの寺澤 光介選手が3位となり10月に開催されます福井国体の岩手県代表に選出されました。レースレポートをご紹介します。

日時:2018年7月1()
開催地:宮城県七ヶ浜町
天候:晴れ
距離:オリンピックディスタンス(S1500m,B40km,R10km
スポンサー:佐藤興業株式会社
使用機材:バイクFUJI SL ELITE

リザルト
1位 ヤヤヌススターフンバーグ 2:05:40
2位 渡邊優介 2:06:45
3位 寺澤光介 2:07:22

 
 
目標:国民体育大会(岩手県代表)の権利を獲得し、総合で優勝する。
 
SWIM 0:21:54 (2)
750m×2周回。250m直進し防波堤を越え第1ブイを90°右折150m直進し第2ブイを90°右折し浜に戻ってくるコース。比較的波は穏やかだったが防波堤より沖側はうねっていた。最前列の右イン側からスタート。最初は選手の後ろに付いたが、100mで抜いて先頭を泳ぐ。ウェットスーツ着用だったのでいつもより大きく泳ぐことを意識し防波堤を越えて波が高くなってもリズムは崩さずに泳いだ。そのまま先頭で逃げるつもりだったが、1周目残り100mくらいで上手く力が入らなくなる。1度浜に上がって2周目に入るところで選手に抜かされる。その選手の左側に付いて泳いだ。そして、100m進んだところで今度は波酔いをしだした。徐々に酔いが酷くなってさらに力が入らなくなってしまった。防波堤を越えた辺りから後ろのウェーブの選手に追いつき始め第1ブイを回ってからはかなり多くの選手がいた。そこからは先頭の選手に付いて、多くの選手の流れを利用しながら、泳ぎが小さくならないようにする事だけを考えて泳いだ。なんとか、浜にたどり着きスイム終了。
 
BIKE 1:08:50 (10)   1:30:44 (2)
ノンドラフティングで往復13.4km×3周回。アップダウンが片道に2ヶ所(往復で4ヶ所)あるコースだった。1ヶ所目は長くはなかったが2ヶ所目は1km上って1km下る坂だった。バイクに乗車した時には酔いは治まっていたがなんとなく力が入らない。最初のアップダウンを越えて平坦コースに入り、まだ選手が20秒程前にいたので踏み直して追いつこうとしたが上手く踏めなかった。2ヶ所目の坂に入りシッティングで上る。まだ先頭選手が見えていた。下りに入り折り返し地点が近くなり先頭との差を確認し、少し差が広がっていた。折り返して下ってきた坂を再び上る。上りでは追いついている先頭に追いついている感覚があったのでポジティブに追いかける。感覚通り確実に上りでは差が縮んでいた。しかし、その後、下りに入り平坦が続くコースで再び差が開く。そこで先頭選手が速いと分かっていたが下りと平坦が全く踏めなかった。1周目が終わり先頭とは40秒差、後続選手とは1分以上差があった。2周目に入りジェルを1本補給。踏めていなかったが、集中はまだ切れていなかったので上りはシッティング、頂上付近でダンシングと使い分けて漕いだ。2周目も変わらず下りと平坦は踏めず、3周目に入る時には先頭と1分20秒差、後続の選手もかなり差が縮まっていた。3周目になり少し集中が切れてきて上りも踏めなくなりダンシングの時間も増えた。折り返し地点で後続の選手3名くらいがすぐ後ろまで来ていたがなんとかバイクは逃げ切ったが先頭から2分程差が開いてバイク終了。
 
RUN 0:36:38
往復2.5km×4周回。アップダウンの激しいコースで気温、湿度共に高かった。切り替えろ切り替えろと何度も言い聞かせながら走る。沿道の応援から後続の選手は20秒も差は無いと感じた。スイム、バイクは不調ではあったがランは2種目から比べると走れている感覚があり、上りもピッチだけの走りではなくしっかりと地面を押しながら走れていた。1km程でジェルを1本補給。折り返して直ぐに選手に抜かされる。その後ろも1分は差がなかった。徐々に2位の選手と差が開く。2周目に入り周回遅れだがペースがちょうど良い選手がいたのでその選手と交代しながら前を追う。そこから2、3周目は2位の選手とは1周目に付いた差が開かなかった。後続の選手は潰れて離れて行くので前との勝負だけになった。3周目の後半で一緒に走っていた選手が千切れて行く。3周目の終わりで先頭のペースは落ちていたがこのまま逃げ切ると感じたが、2位選手はまだ捕らえれる差だった。4周目で切り替えてペースを上げるがなかなか縮まらない。折り返し地点で2、3周目との差よりも少し開いていた。そのペースを維持するので精一杯だったが2位の選手はペースが上がり3位でフィニッシュした。


まとめ
目標である総合優勝には届かなかったが、レースに出る目的である国体の権利は獲得できた。今回、調整はほぼせずにレースに挑んだが思っていたより疲労が溜まっていた。しかし、その中でもランは切り替えて走れたので収穫はあった。気温、湿度共に高いタフなコンディション、日陰が少なく、アップダウンがあるタフなコースで最低限の走りができたのは自信に繋がった。
次は今週末アジアカップ高松である。七ヶ浜のレースの後に内臓疲労が強く、身体へのダメージはあったが回復してきているので、当日はベストコンディションで迎えられるようにコンディショニングして行きたい。アジアカップ高松はスプリントディスタンスになる。ITUポイント獲得を目指す。

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